『COURSE EXPO 2019 in創成館高等学校』
高卒者の県内就職を目的とした体験型企業説明会






2019年6月13日㈭10時00分~11時50分
長崎県諫早市にある創成館高校で新しいスタイルの合同企業説明会が開催されました。
就職を希望する55名の生徒が参加。地元企業からは13社が参加。
この合同企業説明会の特徴として、県内企業の魅力を伝える従来の説明会スタイルとは異なり、参加者となる
高校生が自ら名刺を持ち、企業担当者と向き合う疑似ビジネス体験ができるところ。

参加した生徒は名刺交換マナー講習を経て、各企業ブースを回り名刺交換を行いました。















創成館高校3年生の中山彩花さんは「業種をホテルマンになりたいと絞っていましたが、他業種の説明を聞いてカッコいいなぁと思いました。魅力的な企業が地元に数多くあることに気づきました。名刺交換は難しくて緊張しましたが、とても勉強になりました」と明るい笑顔で話してくれました。

そんな生徒たちを温かい目で見守っていた創成館高校理事長・校長奥田先生は「今まで学校で地元企業説明会を行ったことがなかったが、今後もやるべきと思いました。地元諫早の各高校とも一緒に取り組んでいければ。。。」とこれからの取り組みを見据えていました。

今回の取り組みについて参加企業の㈱宮崎電気工業代表取締役の宮崎さんは「地元の生徒さん達に地元の企業を知ってもらういい機会に。ありがたいことです。体験型の企業説明会は今までになかった取り組み。とてもいいことだと思います。」と大変満足されていました。

最後に今回のイベントを企画運営した主催者のnps株式会社代表取締役の植杉さんは「私は子どもの頃、地元のために動き支えていく、いろんな方たちを見て育ちました。そんな姿を見てかっこいいなぁと思っていました。そんな地元の企業の凄さ素晴らしさを説明会を通じて感じていただけたらと思います。聴くだけの説明会ではどうしても伝えきれない部分があります。実際に触ってみたり体験してもらうことが重要。都会に出ていくことばかりではなく地元企業の素晴らしさを伝え次世代の若者に選択肢を広げていきたい」と熱く語ってくれました。

参加した全ての人が満足していた今回の体験型合同企業説明会。
これからもっともっと地元企業に特化した説明会を行っていく必要性を強く感じたイベントでした。