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●入浴料 大人 550円 小学生 300円 幼児 150円 ●温泉販売 玄関前に温泉販売機を設置しています。いつでも気軽に無添加温泉水を持ち帰ることができます。100円で約7リットルほど汲めます。(容器はご持参ください) ●生薬せっけん「ミズ石鹸」販売中 道の尾温泉では、韓方生薬せっけん「ミズ石鹸」を販売しております。お隣の国、韓国で開発された天然生薬配合のせっけんです。アロエ、高麗人参、杏仁など約20種の韓方生薬アトピー、ニキビ、水虫、体臭の予防や美肌効果があります。 1個1,890円(税込み)売店で発売中 ※万が一お肌に合わない場合はご使用を中止ください。 ●温泉成分 道の尾温泉は環境省認定の天然温泉です。国土地理院の地図にも温泉として記載されています。最近問題となった「レジオネラ菌」の検査でも「検出なし」との結果が出ています。 毎日の清掃、浴槽の消毒と完全換水、新鮮なお湯を常時補充、定期的な大掃除など衛生面には十分に配慮しています。 古くから湯治湯として利用されており、「けがの回復が早くなった」「肩こり、腰痛が軽くなった」との声をいただいております。アトピー性皮膚炎の方からも、症状が軽くなったとご好評をいただいております。水道水を用いた銭湯に比べ、「湯冷めしにくい」のも特徴の一つです。源泉は非常に清浄で水質も安定しているため長崎県からも「飲用可」の認定を取得しています。 ●道の尾温泉の歴史 道の尾温泉のある地は「湯川」という字名があり、古くは小川(現在は暗渠になっている)から湯気が立ち上り、大根などを洗っていたと言い伝えられています。 この地に20歳前後の農民 古田吉平氏が自らの田畑を売り払って明治元年(1868年)に創業したのが道の尾温泉である。古田氏は料亭万衆園、道の尾公園を次々とつくりあげ、これらを一大レジャー施設として経営しました。当時の建物は赤絨毯が敷かれ、熱帯植物などが植えられた洋風な造りで、長崎港に入港したロシア、フランス等の水兵たちの姿も見られたと言われています。温泉に掲示してある版画から、当時の様子を窺い知ることができます。 1912年11月、孫文と東京に亡命中だった李烈鈞は、長崎に亡命中だった柏文蔚を訪ね、料亭と旅館を兼ねていた道の尾温泉で会合を重ねていたそうです。 戦前は長崎の造り酒屋が酒造りに使用し、戦後ラジウムサイダーの工場があったことからも水質の良さが知られている。戦前の水質分析ではラジウムが含有されているとされ、道の尾温泉は長らく「道ノ尾ラジウム温泉」として親しまれていました。 古田氏は事業経営のみならず、地域発展にも貢献し、諫早-長崎間の鉄道建設時のルート案を検討する際にも奮闘し、温泉から500mの位置に道の尾駅を設置。現在のJR長与線のルートとなっています。 古田氏は道の尾駅から温泉に至る農道を車の通る道路にするため、個人出資で自らも工事監督として整備を進めたため、 古田氏自らを「道の王」と自称するようになり、俗に地名「道の尾」の由来は、ここからきているとも言い伝えられています。 道の尾温泉には鈴木天眼も親しく出入りしていたとされています。天眼は富田常雄の小説、姿三四郎のモデルと言われる西郷四郎らと一緒に東洋日の出新聞を創刊し、中国問題などに健筆をふるった孫文を援助し辛亥革命を支援しました。また、天眼は、温泉のそばの「蓬莱橋」を架けることに尽力したことから、水神様のとなりにある架橋記念碑にも鈴木天眼の名前が刻まれています。