《イベント情報》ー令和2年度ー諫早大水害展【諫早市】
2020年7月18日(土)~8月2日(日)、場所:諫早市美術・歴史館

 

◇未曾有の大水害により、甚大な被害をこうむった63年前の諫早市。その惨状と、復興への歩みを当時の写真と映像で振り返ります。
昭和32年7月25日、午前には前線上の黄海南部に低気圧が発生し東に進みながら前線が北上、済州島から九州西部にかけて雷を伴った強い雨が降りました。諫早市では正午以降雨脚が強まり、25日から26日にかけ大村市、島原市、対岸の熊本県の北部を結ぶ細長い帯状の地域に豪雨が集中したそうです。また、諫早市内を流れる本明川が氾濫し、上流で発生した土石流が諫早市内を襲いました。さらに江戸時代にかけられていた眼鏡橋が頑丈だったこともあり、流木やがれきをせき止めたことで諫早市街地への被害を拡大させたそうです。死者・行方不明者は諫早市で586人にものぼりました。

先週の7月6日(月)は避難勧告が出るほどの大雨が降った諫早市。本明川が氾濫するんじゃないかと恐怖を感じた人も多かったと思います。
当時の雨量と先週6日でどれだけ差があったのだろう?と思い、7月6日と63年前の諫早大水害の時での24時間雨量を調査しました。

〇1957年(昭和32年)7月25日・・・24時間雨量588㎜(観測データ北諫早)
◎2020年(令和  2年)7月  6日・・・24時間雨量379㎜(観測データ小野(この)富川)
※調べ:国土交通省時間雨量月表検索

63年前は先週よりももっと多くの雨が降ったんですね。。。

《ー令和2年度ー諫早大水害展》
●時間:10:00~19:00(※ 火曜日は休館) 
●入場料:無料
●場所: 諫早市美術・歴史館 1Fホール
●お問い合わせ:諫早市美術・歴史館 
住所:長崎県諫早市東小路町2-33
TEL:0957-24-6611