2020明治安田生命J2第11節  〇V・ファーレン長崎3-1ザスパクサツ群馬戦●
2020年8月12日(水)19時〜 【2,755人】 会場:トランスコスモススタジアム長崎(諫早市)


・開幕10試合目にして初黒星を喫した前節。今日の対戦相手は最下位の群馬。ホームチームの利を生かして絶対に勝ち点3がほしい。
長崎原爆の日(8月9日)直後のホーム試合ということで『平和祈念マッチ』として開催。
試合開始前に場内では、高校生平和大使とサッカー夢大使(髙田明氏)の対談も行われました。平和について考えるとてもいい機会となるトークイベントでした。続いて、紹介されたのがクラブ創設15周年を記念して作られた、さだまさしさん作詞作曲の応援ソング『ONE FLAG』の完成披露。サポーターが歌って踊る動画を一つにまとめて作成された動画が新曲と共に場内に流されました。
『♬V・ファーレン、V・ファーレン、V・ファーレン、、、長崎、長崎、長崎、、、GO FOR THE WIN♪(^^♪』
とっても口ずさみやすい曲調ですね。ファン、サポーターの思いのこもった動画、とてもステキでした。

いよいよ試合時間。サポーターが起立しタオルを掲げて選手入場。髙田社長の平和宣言、高校生平和大使(山口雪乃さん)のキックインセレモニー、選手、サポーター全員で黙とうをささげたあと、試合が開始されました。

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〇前半開始
前半、3分のピンチはゴールネットを揺らされるもオフサイドの判定で助かった。その後、一進一退の攻防が続いていく。群馬はボール持ちあがってから両サイドからのゴール前へのクロス、長崎はピッチ全体を使いながら左サイドを崩して攻め込む。15分頃から長崎がボールを保持する時間帯が増えチャンスを多く作る。長崎ペースで進む中、30分に華麗なワンタッチパスから亀川選手の左からのクロスがゴール前中央にいた畑選手へ。胸トラップからの左足シュートが決まり先制1-0。34分には相手のパスミスからGKと1対1になる場面も畑選手決めることができず。41分は玉田選手から始まったパス。米田選手の右からのクロスにゴール前中央に詰めていた玉田選手が左足で合わせて追加点2-0。前半は2-0で折り返す。とてもいい流れだ。
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ハーフタイムには福山雅治さんの『クスノキ』にのせてサポーターがスマートフォンのライトを掲げて、スタジアムから平和の思いを届けました。
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〇後半開始
後半、群馬が長崎陣内で試合を進める時間帯が多くなる。何度も何度もコーナーキック、フリーキックを与えるがGK徳重選手を中心にしっかりと守っている。群馬は右から左から中央にクロスを上げてこぼれ球を拾う狙いのように見えた。しかし、長崎の堅い守備網を崩すことができずにいる。選手交代で流れを変えようと打開を図ろうとしてくる。すると41分に長崎の守備が少し雑になったところを左からのクロスに頭で合わせられ失点2-1。長崎も選手交代で1点を取りにいく動きに。45分に長崎はコーナーキックからの流れからルアン選手がゴール前に低い弾道のボールを入れる。ゴール前に走り込んでいた毎熊選手が左足で流し込んで3-1。苦しい時間帯が続いていたので欲しかった追加点でもあった。ここから試合終了まで長崎は全員守備でしっかりと守り3-1で試合終了。

☆群馬ボールの時、長崎は組織的な守備ブロックを作ってパスを回せさせながら、クロスボールへDFが冷静に対応し、パスが前線に入った時は厳しいチェックで相手に自由を与えなかった。中盤に下がってゲームを組み立てたり、前線で動き回るなど玉田選手のベテランらしい動きが随所にみられた。長崎は勝ち点3を積み上げて勝ち点26で単独首位キープ。

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(今後、8月の試合日程)
■第12節(AWAY)8月16日(日)18時〜モンテディオ山形
■第13節(HOME)8月19日(水)19時〜ジェフユナイテッド千葉
■第14節(AWAY)8月23日(日)19時〜水戸ホーリーホック
■第15節(HOME)8月29日(土)19時〜大宮アルディージャ
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諫早市民、長崎県民の皆様、
V・ファーレン長崎に大きな大きな声援を送りましょう。
その声援が選手への後押しに必ずなります。目指せJ2優勝&今年こそは『J1昇格』だ!!