2020明治安田生命J2第39節 ○V・ファーレン長崎1-0モンテディオ山形戦●
2020年12月6日(日)14時〜 【6,833人】 会場:トランスコスモススタジアム長崎(諫早市)
前節AWAYゲームで京都に敗戦。昇格争いで2位の福岡とは勝ち点差4。残り4試合。奇跡の逆転昇格のためにはもう全て勝つしかない。今日の相手は7位山形戦。ここ数試合好調を維持しているチーム。可能性がある限り、ホームで勝利を届けてほしい。選手入場前にはサポーターがコレオでスタジアムを青に染めて選手入場。試合前からコレオハリセンを叩く大きな音が会場に鳴り響いている。これは選手も心強く、後押しになるはずだ。
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〇前半開始
前半、山形のペースで試合が進む。GKからDFへのパスの所で常に激しくボール奪取を狙っている。バックパスの際にヒヤリとする場面も。GKからDFのパスを狙われていると危険を察知してGK徳重選手は大きく前線へ蹴るようになる。特に山形9番アラウージョ選手には気をつけたい。山形はゴール前にどんどんボールを上げているがその都度長崎DF陣が跳ね返している。長崎は前線からの激しいプレッシャー、圧のある動きに手を焼いている様子。そのような状況の中でもよく守っている。長崎は打開図ろうと少ないチャンスの中、長崎はシュートを打つが得点には至らない。37分のPAラインギリギリでのFKのピンチを防ぐ。40分過ぎからは自陣に釘付け。山形の猛攻を凌ぎ、前半は0-0で折り返す。山形にこれだけ圧倒されながら必死に守り無失点。今日は後半が勝負だ。
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ハーフタイムには、『メモリード・ライフDAY』ということで豪華ホテル宿泊券が当たる抽選会が行われた。合わせて長崎市と諫早市提供のプレゼントもあった。
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〇後半開始
後半、流れを変えたい長崎はルアン選手とフレイレ選手を投入。先制点がほしい。小刻みでリズミカルなパス交換からいい攻撃のリズムが生まれて徐々に長崎のチャンスが増えてくる。6分にルアン選手のシュートがGKが弾きポストに当たる惜しいシーンも。15分ごろから両チームの攻守の切り替えが早い展開が続く。目まぐるしい攻防、負けたくないという両チームの意地と意地がぶつかる好ゲーム。25分には玉田選手を投入。これは点を取りに行くというサイン。両チームともにチャンスを作るがゴールが遠い。すると、41分その時がきた。CKのチャンスでルアン選手からのボールに富樫選手が頭で決めて待望の1点が入った。選手もサポーターも歓喜して会場が揺れる感覚。その後、1点を守り切り1-0で試合終了。
絶対に勝つんだという思いが選手、サポーターが一体化し、スタジアムが『ひとつ』になったゲームだったように思う。苦しみながら勝った今日の勝利は価値のある1勝で本当に大きい。首位徳島敗れ、2位福岡引き分けで勝ち点差がそれぞれ7と2に縮まった。残り3試合。何かが起こると可能性を信じて。。。負けられない戦いが続く。。。
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(12月今後の試合日)
■第40節(AWAY)12月13日(日)14時00分〜東京ヴェルディ
■第41節(HOME)12月16日(水)19時00分〜ヴァンフォーレ甲府
■第42節(HOME)12月20日(日)14時00分〜ツエーゲン金沢
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長崎県民の皆様、V・ファーレン長崎に大きな大きな声援を送りましょう。その声援が選手への後押しに必ずなります。