2020明治安田生命J2第41節  △V・ファーレン長崎1-1ヴァンフォーレ甲府戦△
2020年12月16日(水)19時〜 【4,300人】 会場:トランスコスモススタジアム長崎(諫早市)

 


今シーズンも残り2試合。この2試合はホームで戦えるアドバンテージがある。勝ち点差はこの時点で首位徳島と5、2位福岡と2。引き分け以下だと昇格が消滅する可能性もあるため2つとも勝つしかない。今日の相手は4位甲府戦。前の対戦では0-2で敗れているのでリベンジしてほしい。選手入場時にはファン、サポーターがライトを掲げて選手にエール。スタジアム内が光に包まれた。その後、加藤大選手のJ通算250試合出場セレモニーが行われ、ゲームスタート♬
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〇前半開始
前半、開始早々長崎が敵陣深く攻める場面が続き、この試合にかける思いが伝わってくる。その後も長崎が主導権を握り続け、チャンスを伺うが甲府の守備が固くゴール前へパスをなかなか供給できずシュートが打てない。クロスボールはことごとく跳ね返される。長崎がいいリズムで試合を進めてると24分にカイオセザール選手の強烈なシュートがゴールに突き刺さり先制1-0。その後、甲府も反撃に出るが中盤での攻防を制し、守備陣も奮闘し甲府に攻撃のいい形を作らせない。カイオ選手の守備に攻撃に幾度とチームを助けるプレーが目に付く。前半は1-0で折り返す。
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ハーフタイムには、『モリリンDAY』ということで28名様にヴィヴィくん直筆サイン入りタオルマフラーが当たる抽選会が行われた。
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〇後半開始
後半、後半は一転して甲府ペース。GK徳重選手の好セーブなどで失点を防いでいる。長崎は耐える時間が長く続いている。この状況を早く打開しなければ。。。そう思っていた中、22分にコーナーキックのピンチ。セットプレーは気をつけたい。甲府にヘディングシュートを決められ同点に1-1。その後、選手交代など打開を図るが長崎はペースを作れないでいる。氣田選手のドリブルでの仕掛け、ルアン選手がいいタイミングでのゴール前へのパスもなかなか通らない。39分には毎熊選手が決定的シーンでシュートを大きく外す。最後までチャンスをあまり作れず攻めあぐね試合終了。1-1の痛いドローとなった。

他会場の結果は徳島も福岡も勝利してこの時点で3年ぶりのJ1昇格の夢が絶たれた。今シーズンの長崎は特に終盤に向けて非常にいいチームに仕上がってきていただけに悔しい。本当に悔しい。試合終了後の選手たちの涙が物語っている。終了後、ファン・サポーターからは温かい拍手が選手に送られた。この悔しさをホーム最終戦にぶつけて、来シーズンこそ、J2優勝&昇格を必ず果たしてほしいと思う。長崎はひとつ!J1昇格を決めた徳島ヴォルティス、アビスパ福岡、おめでとう!
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(12月今後の試合日)
■第42節(HOME)12月20日(日)14時00分〜ツエーゲン金沢
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いよいよ、今シーズン最終戦です。
長崎県民の皆様、V・ファーレン長崎に大きな大きな声援を送りましょう。その声援が選手への後押しに必ずなります。