2020明治安田生命J2第42節 〇V・ファーレン長崎3-1ツエーゲン金沢戦●
2020年12月20日(日)14時〜 【7,559人】 会場:トランスコスモススタジアム長崎(諫早市)
2020シーズンも今日が最終戦。相手は17位金沢。先日、手倉森監督の退任という衝撃的なニュースが飛び込んできた。今日が全ての締めくくりだ。J1昇格は叶わなかったがモチベーションを保ちつつ、最後に全ての思いをひとつにし戦って、今シーズン最後に最高なプレーをファン、サポーターに見せてほしい。試合前にはバスケ大好きお笑い芸人で麒麟の田村さんが来場されトークショー、さだまさしさんからのメッセージVTRやFUNKISTによるスペシャルライブも行われ、手拍子で一緒に盛り上がった。また、全日本サッカーユース全国大会に出場するU-18の監督と選手によるトークショーも行われた。選手入場時はコレオハリセンを掲げてスタジアムが青とオレンジに彩られた♬
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〇前半開始
前半、長崎が多くのチャンスを作る。名倉選手、富樫選手、磯村選手、毎熊選手、ルアン選手らがシュートを放つが決められず。。。フリーキック、コーナーキック等もいかせないでいる中、39分にルアン選手が敵陣でボールを持ってそのままドリブルでPA内に侵入。右足から放たれたシュートがゴール左に決まり先制1-0。前半は長崎が終始主導権を握り、前半は1-0で折り返す。
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ハーフタイムには、『ジャパネットDAY』ということでジャパネットクーポン10万円などが当たる抽選会が行われた。
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〇後半開始
後半、10分までは両チームともに中盤での攻防が続くが、10分過ぎからは金沢がペースを握る。ルアン選手の個人技、連携のいいパス交換等で場内が沸く場面は何度かあったが守勢に回る時間帯が多く続き、20分にCKから一度クリアするもその流れからゴール前に上げられたボールを押し込まれる。一度オフサイド判定があったが覆り1-1の同点に。さらにGKと1対1の場面も作られたがシュートは枠外で助けられる。その後、なかなか攻撃のペースがつかめない。前節と似た状況だ。78分には玉田選手のシュートがポストに弾かれるシーンも。このまま終わるのか。。。そう思っていると44分にPA内に侵入した磯村選手が倒されPK獲得。磯村選手がゴール右上に決めて2-1に。土壇場で決めてくれた。さらにアディショナルタイムにも玉田選手のゴールで追加点。3-1でそのまま試合終了。
・最終戦を勝利で飾り今シーズンは1位、2位とは勝ち点差4の3位勝点80(23勝11引8敗)。これはクラブ史上最高勝ち点に並ぶ結果だ。J1昇格は叶わなかったが、立派な成績だったと思う。9月の戦いで2勝・3勝できていれば結果も変わったのだろうがそれを言っても今は仕方がない。
現在の選手たちが中心となって来年も戦ってくれると大きな可能性を感じると思った。来シーズンは必ずJ2優勝&昇格してほしい。
・試合後にはシーズン最終戦セレモニー、ファン感謝デーも行われた。
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《シーズン最終戦セレモニー》
最終戦セレモニーでは、今シーズンを振り返るVTR上映後、秋野主将が挨拶し「プロになっての初めてのキャプテン。J1昇格できず悔しい。この悔しさを忘れない。ここで流した涙を無駄にはしない。コロナ禍の中でたくさんの応援ありがとうございました」と来季への意気込みとファンサポーターへの感謝を伝えた。
手倉森監督はファン、サポーター、スポンサー、選手、関係者すべてに2年間一緒に戦ってくれたことに対し感謝の言葉が述べられた。また、「2年目の今年J1昇格を決めて来年J1の舞台で戦いたかった。今日のような雰囲気で試合ができていれば優勝できたに違いない。AWEYで取りこぼした勝ち点が悔やまれる。2年間で築けたものは確かなものがある。昨年のルヴァン杯で史上初のグループリーグ突破、天皇杯では過去最高のベスト4、今シーズンは4位以下を大きく引き離しての3位とJ1はすぐ目の前にある。必ず長崎をJ1に昇格してこれからも長崎のサッカーを成長させてほしい。手倉森長崎、2年間応援ありがとうございました」で締められた。
髙田春奈社長は「J1昇格、J2優勝を目指していたので責任を感じている。沢山の期待する声をいただいていたので申し訳なく思っている。42試合の積み重ねが今回の結果があるということ。9月のホームでの福岡戦、徳島戦で敗戦しかなわなかったことが大きい。長崎のサポーターは優しすぎるとか平和より大事なものがあるとか各方面から言われるが、長崎のサポーターは最高です。J1昇格は来シーズンの課題。次こそは必ずJ1昇格をしてJ1で戦いたい。Jリーグ各クラブ、関係者へ、コロナ禍の中でサッカーができる幸せに感謝」2020シーズンに向けての抱負と今シーズンの応援への感謝の言葉が並べられた。
その後、選手が場内を一周してファン、サポーターに挨拶。3か所(バックスタンド・ゴール裏・メインスタンド)で記念撮影も行われた。
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《ファン感謝DAY》
続いて、ファン感謝デーが行われた。
選手代表で亀川選手挨拶。そして、2021シーズンの新ユニフォームデザイン発表などがあった。
みんなが選ぶMVPのコーナーでは普段は見られない選手間の会話や雰囲気が感じられ、ファンにとっては最高の瞬間になったのではと思う。
一番最後に、徳永悠平選手の引退セレモニーが行われ、これまでのサッカー人生をまとめたVTRや国見高校同級生や日本サッカー関係者などからのビデオレター紹介のあと、挨拶。
「大きい期待をしていただいていた中、J1昇格という目標を達成できず、申し訳ない気持ちでいっぱい。ここまでできたのは多くの方に支えてもらったおかげ。特に家族の支えが力になった。来シーズンこそは必ずJ1昇格を果たしてくれると信じています。」と話してくれました。
ご家族からの花束贈呈の後、チームメートとの記念撮影、胴上げも。。。最後にファンサポーターにお礼をし感謝デーは終わりを迎えた。
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来シーズンもJ2優勝&J1昇格という目標にむかって進むチームを後押ししていきたいと思う。
皆様も熱い声援をお願いします。その声援が選手の力となります。
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