2021明治安田生命J2第3節 △V・ファーレン長崎1-1愛媛FC戦△
2021年3月13日(土)14時〜 【5,490人】会場:トランスコスモススタジアム長崎(諫早市)


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天候は晴れ。この日は『諫早市サンクスマッチ』として行われた。試合前には吹奏楽部(鎮西学院高校)やチアリーディング(創成館高校)のスペシャルステージでスタジアムを盛り上げてくれた。また、Jリーグ通算入場者数(ホーム)が100万人を突破するという記念の日に。前節はAWAY新潟戦で惜しくも敗れた長崎だがホーム2戦目(愛媛FC戦)で確実に勝利し勢いをつけてほしい。スタジアム全体がコレオハリセン『青』に染められる中、選手が入場。
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〇前半開始

前半、序盤から長崎が主導権を握る。流れるようなワンタッチプレー、観衆を沸かせるプレーで魅せるサッカーを体現している。攻撃のリズムはいい。しかし、秋野選手、カイオ選手、ルアン選手などが攻撃の起点となりいくつもチャンスを作り多くのシュートを放つがDFにブロックされたり、GK正面を突くなどゴールには至らない。そんな状況の中、32分に自陣中央付近(右)でボールを奪われドリブル突破されシュート。GK徳重選手が弾いたこぼれ球を押し込まれ失点0-1。30分過ぎからはボールは保持しているが前線へパスが上手く供給できずいいリズムが作れていない。結局、前半は0-1で折り返す。

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ハーフタイムには、「諫早市の海の幸、山の幸の名産品が100人」に当たる抽選会が行われた。

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〇後半開始

後半、早めの時間帯に点を取りたい長崎は開始早々から勢いよく愛媛陣内に攻め込む。反撃開始だ。3分~5分には富樫選手、名倉選手と立て続けに連続してシュートを放つがともにGK正面で弾かれる。6分に加藤選手が相手DF裏に浮き球のスルーパス。反応した富樫選手がDFとGKと交錯しそうなところで右足がボールに少し触れそのままゴールラインへ同点に追いつく1-1。引き続き攻撃のリズムはいい。逆転しそうな雰囲気はあったが、名倉選手のダイビングヘッドなど愛媛GKの好セーブでゴールネットを揺らせない。途中出場の玉田選手、都倉選手などがチャンスを作る場面もあったが得点することができず。アディショナルタイムにはカウンター攻撃で危ないシーンもあったがGK徳重選手が好セーブで失点を防ぐ。試合は1-1でドローに。


・これだけ試合を完全にコントロールし圧倒しながら攻めていただけに悔しい敗戦となった。多くのシュートを放ち勝てるチャンスが大いにあったのでもったいないゲームだった。決定力不足が課題か。愛媛GKの秋元選手は好セーブを連発し素晴らしいプレーだった。リーグ戦は始まったばかり、さぁ切り替えて次節に臨んでほしい。
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長崎県民の皆様、2021シーズンもV・ファーレン長崎に大きな大きな声援を送りましょう。その声援が選手への後押しに必ずなります。

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試合レポートは『face諫早4月号』で紹介します

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