【第一線で活躍する諫早人】對馬洋 勝満
諫早市出身の力士。十両十四枚目(境川部屋所属)/1993年生まれ/諫早市高来町出身

 



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personal history
【本名】梅野 勝満(身長184cm、体重130kg)
【出身校】諫早市立湯江小学校、諫早市立高来中学校、長崎県立諫早農業高等学校 農業土木科、日本大学 文理学部体育学科
【諫早の思い出の場所】轟の滝
【初土俵】2016年5月場所 【戦歴】154勝94敗21休(39場所)
【得意技】下手投げ 【目標とする力士】佐田の海、妙義龍 【目標】幕内三役
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■新十両昇進おめでとうございます。そして九州場所お疲れさまでした。ご当地場所ということでしたが、今場所を振り返っていかがでしたか
・僕自身、あのような大きな拍手を皆さんに頂けたことは初めてでした。「いろんな方たちに応援してもらってるんだな!」ということをすごく感じとることができました。ありがとうございました。

■中学生時代、バスケ部引退後に相撲大会に出場されたとのことですが、出場するきっかけや出場後のお気持ちを教えてください
・元々相撲をちょっとやっていたことがきっかけです。10歳の時、近所にいつでも誰でも入部を歓迎している相撲クラブがあってよく友達皆で遊びに行っていました。後に、その相撲クラブを運営されていた方が僕の高校時代の相撲部の監督となります。僕の「恩師」ですね。中学の時、バスケと相撲の大会の日が別日だったんです。その時はバスケ部だったので、もし開催日が同じだったらバスケの大会に出ないといけなかったんですが。笑。
相撲の大会にも出場することになって…予選を通過して…どんどん勝ち上がって…。そしたら、監督に改めてすごく熱意を持って「ぜひ、相撲の世界に!」と誘って頂きました。その熱意に心を奪われ、諫早農業高校に進学し、相撲部に入部することになりました。それからは、監督の家に下宿させて頂きました。

■諫早農業高等学校での思い出
・いや、もうたくさんありますね~。笑。学校生活にしても、相撲部にしても。学校生活でいえば「体育祭」ですかね。体育祭への意気込みは半端じゃなかったです。笑。男子しかいないクラスで、担任の先生は相撲部の顧問でした。とても熱い先生で「お前らっ、優勝しかねえぞっ!」みたいな…。笑。結果は優勝だったんですが、多分負けていたら皆くやし涙を流していたと思います。それくらい学校生活はもう体育祭にかけてました。笑。相撲部でいえば「インターハイ」ですかね。1番気持ちが入る大会でした。

■相撲を本格的に続けようと決心した時
・「日本一の力士になる!」を目標に、高校3年生の相撲部を引退するまでずっと頑張っていましたが、引退した時「目標を達成できなかった悔しさ」がすごくあったんです…。このまま引退するなんて…嫌でしたね。日本大学への進学を決めて心機一転、また相撲一色の生活を過ごしました。その後、現在所属する境川部屋に入門させて頂きました。

■四股名(しこな)について
・実は、僕の前に同じ四股名を名乗られていた長崎県対馬市出身の力士の方がいたんです。僕の父が対馬市出身というご縁からその「對馬洋」という四股名を受け継がさせて頂きました。元大関ですごく強い力士でしたので、本当に嬉しかったですね。僕が四股名を引き継げたということは今でもすごく誇りに思っています。対馬市の皆さんも、僕のことを本当に応援して頂いていて、直接お会いしたことのない方たちにもすごく応援して頂いているのでとても嬉しく思っています。

■心身共に常に鍛え続けなければならないスポーツだと思います。努力していることやプレッシャーに負けそうな時はどうしていますか
・自信をつけるために僕が心がけていることは「日々の稽古」です。「やってきたことは必ず自信に繋がるもの」だと思います。プレッシャーに負けそうになったり緊張している時は、自分のよかった内容の相撲を見返して、いいイメージに変えることです。「前に出る相撲」も磨いていきたいですね。

■相撲の魅力について
・「誰が見ても勝敗が明らかなところ」です。特別に難しいルールがあるわけではないですので。体の小さい力士が大きい力士を倒した瞬間、やはり観客の皆さんから一番に「わー!!」という歓声を聞くことができますよね。ルールは難しくないのですが、とても奥が深い競技だと思っています。

■faceの読者に向けてメッセージ
・これからさらに精進して頑張っていきたいと思いますので、皆さんの応援よろしくお願いします。
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※写真は、令和最初の冬巡業「大相撲冬巡業 諫早場所(令和元年12月10日(火))」が諫早市中央体育館(内村記念アリーナ)にて開催された時のもの。この頃の對馬洋の番付は幕下。諫早市出身の地元力士ということで、登場した際と勝利した際は約2,300人の相撲ファンによる歓声でひときわ会場が大きく沸いていました。


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