地域の守り神、そして九州全体の守り神がおまつりされている諫早神社では、このたび無病息災の妖怪・アマビエのオリジナル「クラフトぬりえ」をお頒かちすることにいたしました。社務所にて無料でお持ちいただけます。また、神社ホームページでPDFをダウンロードできますので、印刷してどなたでもご利用いただけます。皆さんお一人お一人の手で、ぬりえを完成させて、組み立ててアマビエに命を吹き込んでいただけましたら幸いです。無病息災の妖怪・アマビエに託した、疫病退散や無病息災の願いの輪が広がっていくこと。そして、皆さんの願いが届き、この難局を乗り越えることができるよう願っています。

フェイススタッフが作ってみた。

色を塗って…

切って、名前を書いて…

組み立てて完成!
なかなか可愛くできました。事務所に飾ります♪
この状況が早く終息しますように。

配布方法

神社の社務所(9:00〜17:00)でご自由にお持ちいただけます。また、保育園・幼稚園・学校・学童・各種の福祉施設などの団体におかれましては神社へ取りに来ていただけましたら必要な枚数(複数)お渡しすることも可能です。また、神社ホームページでダウンロードできますので、印刷して、全国どなたでも、世界のどなたでも、ご利用いただけます。令和2年4月4日に配布をスタート。おかげさまで「明日から学校が始まるので不安でした。生徒たちに塗ってもらい教室に飾ります!」「早速つくって玄関に飾ろうと思います」などのお声を頂戴しております。

 

配布用紙の概要

用紙サイズ:A4・モノクロ・両面
配布開始日:令和2年4月4日
配布期間:この状況が落ち着く頃まで
価格:無料
ダウンロードURL:
https://www.isahaya-jinja.jp/amabie_nurie_print_a4/

 

アマビエとは

日本に伝わる妖怪。光り輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝わっています。その姿は人魚に似ていますが、口はくちばし状で、目は菱形、黒目と白目があり、耳らしきものあり。体はウロコに覆われていて足は3本という特徴があります。江戸時代の肥後国(現・熊本県)のお話。当時の文献に、毎晩のように海の中で光るものが出没するため、役人が向かったところ、このアマビエが現れたという記録が残っています。アマビエは、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と告げたとされています。(出典:京都大学貴重資料デジタルアーカイブ)そしてこのところ、新型コロナウイルスの収束を願い、疫病退散の妖怪・アマビエが注目を集めています。

 

(参考)
・終息への願い「アマビエ」に託す
共同通信社  令和2年4月2日
https://rd.kyodo-d.info/np/2020040201000726?c=39546741839462401

・「疫病退散」の妖怪人気  江戸時代と心理同じ? ー新型コロナ
時事通信社  令和2年3月12日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031200230&g=soc

 

諫早神社とアマビエ

もともと諫早神社は「四面宮(しめんぐう)」と言って、九州総守護の神社です。また健康や病気平癒の御利益で知られる神様をおまつりしています。その御神徳は、これまで本や雑誌等で紹介されてきました。アマビエは九州(熊本)に現れた疫病退散の妖怪として知られています。そして諫早神社は、九州総守護の神社であること、健康の御利益で知られていることから、今回「無病息災」の祈りを込めた諫早神社オリジナルのアマビエのクラフトぬりえをつくり無料で配布することにしました。

 

アマビエのクラフトぬりえ

外出自粛によりご自宅で過ごす時間が多くなっている中、このクラフトぬりえをご活用いただき、少しでも心が和らぐような時間を過ごしていただければと思っています(製作時間はおおむね30分ほどを想定、色塗りをどの程度にするかで時間は前後します)。皆さんお一人お一人の手で、無病息災への祈りを込めながらぬりえを完成させて、アマビエに命を吹きこんでいただけましたら幸いです。無病息災の祈りの輪が広がっていくことを願っています。

 

諫早神社の概要

神亀5年(西暦728年)に聖武天皇の勅願を受けて創建された。諫早地域の守り神であるとともに、九州の守り神をまつる九州総守護の神社として崇敬されている。
代表者:宮司  宮本健一
所在地:〒854-0061 諫早市宇都町1-12
URL:https://www.isahaya-jinja.jp/